食費の予算を決めて節約に励んでいるのに、ついついオーバーしてしまう…。そんな声も多いなか、上手に食費節約を実践しているインスタグラマーも。その節約ワザとリアルな1週間献立を教えてもらいました。

食費節約のコツは曜日でメリハリをつけること

月曜日に買い物をして平日分のメニューをまとめて考えておくという、みこさん。3人のお子さんとの5人家族で、月の食費は4万円!

「週末はどんぶりやパスタなど、ラクチンメニューに。安い食材でも、卵をのせたり、緑の野菜を上手に使ったり、彩りには気を配ります。また、イベントの日は、家族のリクエストを聞いて市販のものも組み合わせ、無理なく手づくりしています」

 

<みこさん(5人家族で食費4万円)>

30歳。長男(9歳)、二男(6歳)、三男(4歳)、夫の5人家族。インスタグラムで時短&節約料理を発信。

 

●買い物前に冷蔵庫の在庫をチェックする

買い物に行く前には必ず冷蔵庫の中を確認し、残っている食材をメモ。

「その食材を優先して使いきる献立を考えながら買い物し、使い残しがないようにします」

 

●食材を使いきれる献立を考える

購入した食材と在庫で、使いきり献立を考案。

「メインは鶏胸肉やひき肉、豚肉、鮭など、価格が変動しにくいもので。サブはそのときに安い野菜を組み合わせます」

●まとめ買いで買い物の回数を減らす

月曜日に1週間分をまとめ買い。

「たりなければ土曜日に買いたしすることも。週末はパスタやどんぶりなど1品にして、無理なく続けています」

リアルな1週間献立はこちら!

まとめ買いをする月曜日からの、1週間の夕飯の献立をすべてお見せします!

●月曜日

余っていた食材でカレーとコンソメスープに

前の週に使い残したジャガイモ、ニンジン、タマネギを使ってキーマカレーとコンソメスープに。

「目玉焼きをのせることで見た目の彩りがよくなり、家族にも大好評!」

●火曜日

魚は早めに消費。スープは多めにつくっておく

鮭のマヨパン粉焼きとカボチャのグラタンは、トースターを使えばほったらかしでOK。「スープはいつも多めにつくるので、前の日の残りのコンソメスープを添えて」

●水曜日

つくねにモヤシを加えてボリュームアップ!

豚ひき肉を使ったつくねは、モヤシを加えてかさ増しし、満足感アップ! 節約の味方・カニかまを使った卵あんかけは、見た目も華やか。ワカメスープをプラスして中華風の献立に。

●木曜日

お助け食材の鶏胸肉を満足感のある鶏ハムに

鶏胸肉を使った鶏ハムと、かまぼこ、カニかまを入れた茶碗蒸しで、ボリューム満点メニュー。キャベツ、シメジ、タマネギ、ニンジンを入れた豚汁を添えて、野菜もたっぷり!

●金曜日

鶏胸肉の春巻きはチーズでコクをアップ

「さっぱりしがちな鶏胸肉に、グラタンで残ったチーズを加えて春巻きに」。青ジソも使って彩りも◎。副菜はピーマンと塩昆布を混ぜてレンチンしたもの。前日の残りの豚汁も。

●土曜日

冷凍した豚バラ肉とモヤシで簡単などんぶりに

冷凍しておいた豚バラ肉でスタミナ丼。「モヤシも冷凍したものを、サッと水で解凍すれば、炒め物に十分使えます」。ニラも加え、卵でとじて。汁物は残り物の豚汁。

●日曜日

豚バラ肉とシメジの残りをパスタにして食材を使いきり

小分けにして残してあった豚バラと、豚汁の具で使った余りのシメジをパスタにし、冷蔵庫をからっぽに。コーンとレタス、トマトで簡単なサラダをつくり、野菜もたっぷり!

節約献立とは思えないほど、見栄えも食べごたえも満点! 最初にきっちり献立を考えてしまえば、あとはそれに沿って食材を使いきるだけでOK。ラクなのに節約もかなう1週間献立、ぜひ参考にしてみてください。