アラフィフの夫婦ふたりで暮らすミニマリストのブロガー・本多めぐさん。ものを減らして身軽に暮らしたいと思いつつも、賃貸マンション住まいだからこそ処分できないものもあるそうです。詳しく伺いました。

賃貸マンションに住むミニマリスト夫婦が捨てられないもの3つ

賃貸マンション住まいのアラフィフ夫婦です。予定はありませんが、いずれ引っ越しを考えています。そのためものを減らしたいミニマリストでも、「次の住まい」に備えて捨てられないものをご紹介します。

<写真>捨てない方が合理的なものも…

●今の家では使えないガスコンロ

 

ご存知のようにガスは「都市ガス」と「プロパンガス」があります。現在は都市ガス物件に住んでいますが、引っ越し先がプロパンガスである場合に備え、プロパンガス用コンロは捨てられません。
ガスを使わずに、思いきってIHコンロを買う選択肢もありますね。でも現在は間に合っているため、急いで手に入れる必要がありません。何年先になるかわからないですが、次の引っ越しの時の状況に合わせ、必要ならそのときに買いたそうと思います。
アラフィフ夫婦なので、次の引っ越し先が老人専用マンションや老人ホーム、なんてこともあるかもしれません。

●余っている照明器具

照明器具は、物件によって必要な数が違います。今より部屋数の多い部屋に引っ越す可能性もあり、使っていない照明器具が2つもあるのですが…捨てられません。
次の引っ越し先で使わない場合は、そのタイミングで手放すのもいいかなと思っています。

●以前の家で使っていたカーテン

照明器具と同様で、物件によって窓の数が違い、必要なカーテンの数も違います。また窓の大きさはさまざまで、サイズが合わないことも。
以前の家で使っていたのですが、長さの合わないカーテンもあります。左上の花柄は私が独身時代に買ったもの、右下のドット柄は夫が独身時代に買ったもの。次の家で使うかもしれないため、捨てずに保管しています。

●買い直しが難しい品は保管

100円で買えるような安いものは捨てても気軽に買い直しができます。しかし、金額の高いもの、さまざまな規格があって今後使うかもしれないものは、少々場所をとっても捨てないほうが合理的だと考えています。

使っていないものを捨てるとすっきりしますが、あとで「あのカーテンがあったらちょうどよかったのに!」と後悔しないために。
なるべく身軽でいたいですが、経済面も考えて、その都度折り合いをつけていこうと思います。