とくに家族が多い家では、かなりな手間となる洗濯家事。洗って干してたたんでしまって…と、一日じゅう洗濯に追われている…と感じる人もいるのでは？　でも、家族が困らなければOK！　とわりきって、省けるところはとことんラクしてみましょう。上手に家事を手抜いている達人たちのアイデアを紹介します。

洗濯家事は最低限ですませるのが達人流

乾燥まで洗濯機におまかせするのはもはや常識！？　仕分けたり、干したり、たたんで収納するまで、工程のひとつひとつを効率よくカット！　知的家事プロデューサーの本間朝子さん、家事研究家の香村薫さん、SNSでの育児や家事のアイデアが共感を集めているボンベイさんに、洗濯家事の時短術を教えてもらいました。

●洗濯物をたたむのをやめる！

・バイキング形式にして自分のものは自分で管理

洗面所とリビングの扉を開放し、乾燥まで終わった洗濯物をリビングにポンポン投げるだけ。

「ざっくり人別に分けておけば、子どもたちがそこから着たり、自分でたたんでしまったりします」（香村さん）

・衣類はインナーもすべてハンガーがけに

洗濯物はハンガーに干し、ハンガーごとクローゼットへ。「キャミソールや防寒用インナー、ニットなども全部この方式にすれば、たたむ手間がなくなって管理もしやすいですよ」（本間さん）

・服もタオルもボックスに放り込むだけ

乾いた洗濯物は、タオルだけ洗面所の引き出しにたたまずに放り込み、残りは子どものクローゼットの前に山積みに。

「子どもたちが自分の分を引き出しに投げ込み収納。大人の服はよけてくれるので、最後に私が衣装ケースに投げ込みます」（ボンベイさん）

●寝具類は家で洗うのをやめる！

・布団もシーツもまとめてコインランドリーへ

寝具類は自宅で洗うと何回かに分けて洗うことになって大変。「シーツから洗濯可の羽毛布団まで、まとめてコインランドリーに持っていけば、大型洗濯機で一気に洗えます」（ボンベイさん）

●洗濯物を干すのをやめる！

・乾燥まで洗濯機におまかせする

洗い〜乾燥まで、洗濯機におまかせ。「干すためには、洗濯物が洗い上がるまで洗濯のことを気にかけていなければいけないのが意外に大変。それが丸ごとなくなってストレスフリーです」（香村さん）

洗ってからしまうまで、意外と工程の多い洗濯家事。少しずつ手間を省ければ、トータルでかなりの時短に。もう、洗濯家事に手を煩わされない、そんな工夫をとり入れていきましょう。