水きりカゴや洗い桶、スポンジホルダーなど、ゴチャつきがちなキッチン回り…。今回は、排水口にかぶせるだけでつけ置き洗いがラクにできる便利なアイテムを、ESSEonline編集部員がご紹介! 洗い桶いらずでキッチンの水回りがスッキリしますよ。

洗い桶がなくてもつけ置き可能な「排水口キャップ」

みなさんはキッチンで「洗い桶」を使っていますか? 汚れた食器を一旦水につけたり、ふきんなどを漂白したりするのに便利ですよね。わが家でも以前は使用していたのですが、洗い桶自体のヌメりなどの汚れが気になってしまったため、使うのをやめることに。

しばらくはキッチンの棚下に収納していたのですが、それも場所を取るため、最終的には思いきって捨ててしまいました。

 

●つけ置き洗いに便利な「排水口キャップ」

洗い桶を手放したらシンク周辺がすっきりとして、掃除の手間も少なくなったのですが、困ったのが「つけ置き洗い」をするとき。これまで茶渋のついたコップや、汚れたふきん、油のついた五徳などを、オキシクリーンやキッチンハイターでつけ置き洗いしていたのですが、洗い桶がないと水がためられない…。

そんなときに見つけたのが、こちらの「マーナ つけ置き洗いキャップ」。

排水口にかぶせるだけで、つけ置き洗いができる便利なアイテムです。ほかにもネットでいくつか同じようなアイテムを見つけたのですが、色や形がシンプルなこちらにしてみました。

耐熱・耐薬性のあるシリコーンゴム製なので、熱いお湯や薬剤を使ったつけ置き洗いもOK。直径15cm以内の排水口であれば、使用可能とのことです。

●実際に使ってみたところ…。置くだけでしっかりたまる

つけ置き洗いをする際は、あらかじめゴミ受けやフタを外しておきます。

使い方は、排水口の上にポンっとのせるだけ。「これだけでちゃんと水がたまるの…?」と半信半疑だったのですが、設置面が真空状態になるため漏れる心配はないそう。

いざ、水をためていくと…すき間から流れることなく、しっかりたまっていきました。

今回は、茶渋などが気になるコップやお皿、油で汚れた五徳をオキシクリーンでつけ置きしてみました。

この排水口キャップのいいところは、シンク全体を使うことができるので、高さや大きさのあるものでもしっかりと浸かること。五徳も余裕で浸かっています。

 

●薬液に触れずに排水できるのもうれしい

排水の際は、写真のように長い棒状のものを差し込めば、薬液に直接触れず飛び散りを防いで水を抜くことができます。こんなところまで考えられていてすごい!

使い終わったあとは、吊るし穴がついているのでフックにかけて干すことが可能。保管する際も、薄いので場所をとらないのがうれしいポイントです。

ゴチャつきがちなキッチンの水回りをスッキリさせたい…と考えている人は、ぜひ試してみてください。