保存容器に生ごみ処理、暮らしの達人たちが「やめたこと」6つ
買い物をしたり料理をつくるのは好きだけど、食器を洗ったり、後片づけが嫌い…。ESSE読者にリサーチしたところ、そんな声が多数あがりました。苦手な家事をとことんラクにする方法を、暮らし上手な3人の達人に聞いてみました。
家事をラクするために達人がやめたこと
料理のあと、洗い物をして棚に戻したり、残りものを保存したり、生ゴミを処理したり…。そうした毎日の手間を最小限に抑えるには? 3人の暮らし達人、知的家事プロデューサーの本間朝子さん、家事研究家の香村薫さん、SNSでの育児や家事のアイデアが共感を集めているボンベイさんに教えてもらいました。
●洗ったあとの食器の片づけをやめる!
・食洗機に入れたままでOK
「わが家では、食器洗いは食洗機におまかせし、そのあとはほとんど棚に戻さず入れっぱなしに。毎日使う食器はほぼ全部食洗機に入っているので、ここから直接出して使います」(ボンベイさん)
●焦げついた鍋を洗うのをやめる!
・道具を見直してみるのも手
「フライパンだけでなく、鍋もフッ素樹脂加工のタイプにすれば焦げつかず、こすり洗いの手間がありません」。ただし、フッ素樹脂加工のものは強火にかけられないので注意。(本間さん)
●食べ残しを保存容器に移し替えるのをやめる!
・“お弁当化”すればそのまま保存できる!
家族がバラバラの時間に食べることも多い夕食は、お弁当化。
「1人分ずつお弁当箱に盛りつけ、残ったり食べなかったりしたときは、そのままフタをして冷蔵庫で保存します」(香村さん)
・残りものはアイラップに入れて冷凍庫へ
半端に残った食材やおかず、まとめて炊いたご飯などは、そのまま冷凍でき電子レンジもOKのアイラップに入れて冷凍室へ。「ラップに包むより早く、洗い物の手間もありません」(ボンベイさん)
●料理中の生ゴミ処理をやめる!
・ゴミの日前日にまとめ買いをして一気に下処理
週1回の食材のまとめ買いは、燃えるゴミの日の前日に。「帰宅後すぐ、まとめて下処理して皮などを捨てれば、調理のたびに生ゴミが出ることがなくストレスゼロ。調理の時短にもなります」(香村さん)
・コンポストはいいことずくめ
調理中に出る生ゴミは、排水口のゴミ受けに入れずに「生ごみ乾燥機」へ。「ゴミとして捨てても減量になるし、家庭菜園をする人はコンポストとしても活用できてエコ。排水口の掃除やにおい問題ともおさらばできます」(本間さん)
・パリパリキューブライトアルファ 直径21.5×28.3cm \30,360(島産業)
食事のあとは、ササッと片づけをすませて、家族とゆっくり団らんしたり、好きなことをして過ごしたいですよね。あと片づけの時短ワザ、ぜひマネしてみてください。