FP資格が仕事で大きな武器に。私生活では貯金1000万円も達成
コロナを機に、暮らし方が変わったという人も多いなか、主婦の間でも増えつつあるのが資格取得への挑戦。今回は、ファイナンシャルプランナーを取得して仕事に役立ったのはもちろん、キャリアアップにも転職にも成功し、さらに私生活では貯蓄もかなったというサクセスストーリーを紹介します。
仕事で自信がつき、転職活動でも役立った
新卒で入社した証券会社では、ファイナンシャル・プランナー(FP)は“もっていて当然”の必須資格。入社2年目に、一般のFP2級よりさらに高度な知識が求められるAFP(※)の資格を取得したというはるママさん。
「業務終了後、約2か月間集中して勉強する生活はかなりハードでしたが、資格が公私にわたってそのあとの私の人生の支えになってくれました。今でも、取ってよかったと思います」
現在は、ステップアップのため新たな資格の勉強中。「仕事と子育ての両立は大変ですが、“資格は絶対にじゃまにならない、資格のおかげで今がある”とがんばっています」
AFPとは…FP2級として十分な基礎知識があり、適切な助言や提案ができることを証明する資格。2年ごとの更新制で、常に新しい知識が要求されるため信頼度も高い。
●はるママさんのお仕事ヒストリー
【はるママさん(宮城県・34歳)のプロフィール】
1年前に離婚、シングルマザーとして長男(5歳)、二男(4歳)と暮らしている。インスタグラム(@fpmama4)でお金の情報を発信中。
<証券会社時代>
役立ち(1):資格を取ったら自信がついてトップセールスマンに!
富裕層や年配の方からの相談に、自信と余裕をもって応えられるように。お客との距離が近くなり、3年目にして支店トップの成績を記録! 年収は800万円を超え、充実の日々。
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<退職>
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<フリーランス時代>
役立ち(2):退職後、秘書の仕事でも知識を活用
出産後、証券会社で激務を続けるのが難しくなり、フリーランスの秘書に転身。「資格のおかげで信頼されやすく、業務にもお金の知識が役立ちました。上司のお金の管理や相談にのることも」
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<転職>
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<現在銀行員>
役立ち(3):転職活動でもアドバンテージに!
子連れで離婚し、生活を安定させるためにも再び正社員として働くことに。AFPの資格は大きな武器となり、再就職はもちろん、年収交渉もスムーズに!
●将来はCFPを目指して勉強中!
会社からの要請で、CFP(※FP1級相当)取得のため勉強の毎日。加えて宅建(宅地建物取引士)の資格も取り、年収アップ交渉の材料にする予定。「資格があると、次のステップへ進みやすくなります」
CFPとは…世界25か国、地域で導入されている、FPの頂点ともいえるもの。取得するにはAFPの資格と、6科目の試験に合格する必要がある。
●プライベートでも資格が役立ち、1000万円の貯蓄を達成!
家計管理にもFPの知識を総動員し、ムダなく効率的に貯められる仕組みをつくることに成功。投資も積極的に行った結果、総貯蓄額は1000万円を突破!「節約より増やすがモットーです」
<DATA>
どんな資格?…FPは、家計に関わる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識を備える専門家のこと。3級、2級、1級のほか、世界水準の上級資格であるCFP資格や技能士資格がある。
勉強期間…約2か月(仕事終わりに毎日1〜2時間)
金額…1〜2万円(テキスト代と試験費用)
取得方法…テキストを購入し、独学
<資格取得ヒストリー>
2012年 AFP取得
勉強期間や金額は、個人によって変化する場合があります。
資格を持つことは、仕事に役立つのはもちろん、自分にとっても大きな自信になります。今年こそ一念発起! なにか興味のあるジャンルがあったら、資格取得に挑戦してみるのもおすすめです。