Mac mini mini
Snazzy Labs

まもなく新型Mac miniが9日午前3時~のスペシャルイベントで発表される噂もあるなか、あるYouTuberが現行のM1 Mac miniを78%も小型化し、MagSafe(磁力で接続する電源コネクタ)を追加した改造モデルをお披露目しています。

2020年11月に発表されたM1 Mac miniは、中身の大幅な変化とは裏腹に、外装は2010年モデル以来のユニボディ(1枚のアルミ板から削り出した継ぎ目のない筐体)をそのまま踏襲しています。しかしM1チップはCPUやGPU、ユニファイドメモリを統合したSoCを搭載しており、インテルMacよりも大幅に部品点数が減っているはず……と分解してみたところ、予想通り内部は空きスペースだらけとなっていました。

この改造版mac miniを疲労したのは、YouTubeチャンネルSnazzy Labsを運営するQuinn Nelson氏です。同氏はM1 Mac miniの中身を取り出し、自ら設計したDIY筐体に移植して、いわばMac miniミニを実現しています。

Mac miniの小型化でキモとなるのは、内部スペースのほとんどを占めている150Wの電源をどうするか、ということでした。Nelson氏はこれをMicrosoft Surface用の65W電源アダプターを改造してMagSafe 2コネクタを取り付けたものに取り替え、Mac miniのロジックボードにつながるDC電圧レギュレータに接続することでクリアしました。

そして3Dプリンタで自作された超小型ケースは、Mac Pro(2019)でも注目を集めた冷却穴だらけの「チーズおろし」デザインを採用し、排熱効率を高めています。ほかアンテナや電源ボタンを新筐体に移しつつ、冷却ファンを取り外したことで(そのためのチーズおろし)内部パーツは元の28%の体積に収まっています。

改造後のマシンでベンチマークを実行したところ、改造前のMac miniと同等の結果が出ており、ファンレスになっても排熱に問題はないようです。この改造を自前でやりたい熟練ユーザー向けに、Nelson氏は詳細なガイドを公開してくれています。

次期Mac miniは(もし3月発表はなくとも)2022年内に、M1 ProとM1 Maxチップを搭載し、刷新されたデザインを引っさげて登場すると予想されています。おおむね筐体は薄くなると見られていますが、2020年当時でも小型化する余地はもともと十分にあったものの、早めの発売が優先された……という側面があるのかもしれません。

Source:Snazzy Labs(YouTube)

via:MacRumors