【MLB】大谷翔平、エ軍契約延長交渉は“まだなし” 米メディアが求める球団オーナーの覚悟
大谷は米メディアのインタビューで契約延長について話し合ってないと明らかにした
エンゼルス・大谷翔平投手は米メディア「ジ・アスレチック」のインタビューに応じ、契約延長についての話し合いが行われてないと明らかにした。米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は大谷のインタビューに反応し、「オオタニの契約延長がどのようなものになるか予測が不可能だ」と伝えている。
昨季終盤から大谷のエンゼルスとの契約延長に注目が集まっていた。しかし、労使交渉の難航で移籍市場が凍結する12月初旬までに両者の話し合いは行われなかった。大谷がFAとなるのは2023年オフ。トレード・ルーマーズは「29歳のシーズンにFA市場に参入する。それはフリーエージェントとしては比較的に若い年齢だ。このまま怪我せずにハイレベルなパフォーマンスを続ければ、巨大契約の準備も整う」と指摘した。
前例のない二刀流選手の契約。昨季のような活躍を見せられれば大型契約が予想されるが、大きなネックもある。チームではマイク・トラウト、アンソニー・レンドンと大型契約中。「オオタニの二刀流としてのユニークな才能を考えると、エンゼルスが長期に渡ってキープしたいと思うのは当然だ。しかしエンゼルスはすでに、2人のスタープレーヤーに大きな投資をしている」と指摘し、続けて「オオタニと契約延長するには、球団オーナーのアート・モレノが長期的なペイロール(チーム年俸総額)をさらに拡大する必要があるだろう」と指摘した。(Full-Count編集部)