中国では日本の「女子高校生」の制服風のファッション「JK制服」が流行している。中国では「JK制服」はあくまでも普段着として定着しているで、成人した大人の女性も着ているのが日本との違いと言える。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では日本の「女子高校生」の制服風のファッション「JK制服」が流行している。中国では「JK制服」はあくまでも普段着として定着しているで、成人した大人の女性も着ているのが日本との違いと言える。中国のQ&Aサイト知乎にこのほど、「JK制服を着て日本に行ったら日本人にダサいと思われるか」と質問するスレッドが立てられた。

 スレ主は中国在住の中国人女性だが、交際相手が日本にいるそうで、コロナ収束後に日本へ会いに行きたいと思っているそうだ。そこで、自分の好きな「JK制服」を着て行きたいのだが、日本人から見るとダサいのか、やめたほうが良いかと意見を求めている。彼氏が恥ずかしい思いをするなら「JK制服」で日本を訪れるのはやめようと思っているそうだ。

 これに対して、多くの人が「自分の好きな服を着るのは何も悪くない」と答えていた。ただ、日本では未成年が夜間外出していると補導される恐れがあり、ナンパも多いので「JK制服のままで夜は出歩かないほうが良い」と注意する人が多かった。また、日本では制服を着ていると酒やたばこを購入できないとの指摘もあった。ちなみに中国では、昔の日本と同じで未成年者でも酒やたばこが購入できる。

 さらに、日本人がJK制服を「ダサい」と思うのかについては、中国人としてはコスプレ風のJK制服を非常に「かわいい」と思っているようで、そのような意見があることに当惑しているようだった。ただある人は、日本人に「なぜ中国人は日本でJK制服を着るのか」と問い詰められて困った経験があるとして、個人的にはかわいいと思うが日本には着ていかないで欲しいと訴えていた。

 結局、日本人と中国人の審美観との間には違いがあると言うことだろう。中国で好きなものを着るのは何も問題ないが、日本では学校の制服なので、やはり日本で着るのはやめておいた方が良いのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)