40代で結婚したイラストレーターの曽根愛さん。夫との日常生活でふと感じるおかしみを、漫画とテキストで紹介してもらいます。 今回は、姪のKちゃんが遊びにきたら…と妄想するお話です。

姪っ子が遊びにきたら…!?つい張り切ってしまいそう

そろそろお正月も近づいてきたので、今年は帰省できるのかなぁ、と、考えていました。
さて、皆様、ふだん姪っ子や甥っ子どんな交流をしているのでしょうか?

わが家は夫の弟に、3人子ども(10才、5才、3才)がいます。会うとカルタやゲーム、絵本を読んだりして遊んでいます。

ふだん子どもと接することが少ないので「ねえねぇ、遊んでよ!」と子犬のように団子になってやってくる子等のかわいいことよ〜。

もう成人した甥御さんのいる知人には「そのうち親に話しづらい悩みとか相談してくるかもよ〜」と、言われています。

んん〜〜〜、どうなんでしょう。そんなイカしたおばさんでありたい、悩みとか打ち明けられたらちょっと気のきいたこと言っちゃったりして、やっぱりおばさんワカッテルヨネ! とか思われたい。でも、私が姪だったら、そんな鼻息が荒い人に相談ごとは遠慮したいところです。

さりげない愛情って難しいですね...。

私が子どもだったころ、遊びに行くと必ずゲームセンターに連れて行ってくれる親戚のおじさんがいました。

私はとくにゲームセンターが好きではなく、なんだったらそのおじさんのこともちょっぴり苦手でした。

私は割と低めのテンションでおじさんと接していたのですが、今思えば「きっと子どもは
こういうところが好きだろうなー」と考えて張り切っていたおじさんの精一杯の気遣いだったんですね。

同じ立場になってみて、初めてわかったおじさんの気持ち。あのときはそっけなくして本当にごめんなさい。

なんだか切ない気持ちになった師走なのでした。