そろそろ決めたいふるさと納税。さまざまな返礼品があって迷いますよね。「お肉や魚介類などの高級食材もいいけれど、50代からの返礼品選びは“普段使い”と“定期便”がおすすめです」と教えてくれたのは、ライフオーガナイザーの下川美歩さん。詳しく伺いました。

50代からのふるさと納税に「定期便」がおすすめの理由

 

寄付することで自治体を応援するだけでなく、家計の節約にもなる「ふるさと納税」。全国各地から届く返礼品が楽しみです。
とはいっても、「おいしそう」「食べてみたい」とあちこちの高級食材を選んだら、食べごろのフルーツや冷凍品が同時に届いて、冷蔵庫も冷凍庫もパンパンで入りきらない…なんてことも。いくらおいしくても、アラフィフ世代だと急いで食べるのも大変です。
そこで便利なのが、定期便。

返礼品に毎日食べるお米や普段から飲んでいる飲み物の定期便を選ぶと、買い物の手間が省けて重いものが玄関に届く。とてもラクなんです。

 

●おいしく使いきれる量だからムダにならない

定期便では、1回に届く量と届く期間が選べます。

 

わが家で選んだのは、お米5kgの12か月定期便。月に1回、熊本からお米が届きます。わが家の場合、5kgなら1か月の間に確実に食べきることができます。

炭酸水は、500mlペットボトル24本入り1ケースの3か月定期便。熊本の名水を使った強炭酸水は飲みやすく、お気に入りです。

お米やペットボトルのように常温保存できるものだと、慌てて食べる必要がないのでおいしく使いきることができます。

 

●普段から家にあるから保管場所に困らない

普段から購入しているものなら、普段から保管している場所があります。いつもと同じように、届いたらその場所に入れるだけ。収納はラクちんです。

常温保存できるものなら、多少在庫が重なっても困りません。

●普段から買うものだから直接家計が助かる

普段から購入している食材が返礼品で届くなら、食費が浮いて家計が助かります。ふるさと納税サイトのシミュレーターを活用して寄付上限金額をチェック。上限を超えないように返礼品を選んでいきます。

家計が助かるだけでなく、普段なら手にとらないような高級食材や特産品が届くのも、ふるさと納税の楽しみのひとつ。普段使いの定期便を軸に、高級食材や特産品を少し組み合わせて楽しんでいます。

 

●サイトを使えばポイント大量ゲットも

普段から楽天ポイントを貯めているので「楽天ふるさと納税」にしました。通常の買い物と同じように楽天ポイントが貯まります。「5と0がつく日」や「お買い物マラソン」、「勝ったら倍」といったキャンペーンも対象。通常の買い物と同じように検索した品物をお気に入りや買い物カゴに入れておくことがきます。キャンペーンに合わせて決済すれば、ポイントアップできます。

 

ほかにも、ポイントサイトを経由してポイントを貯めたり、クレジットカード払いにしてポイントを貯めたり、さまざまなポイントを貯めることも可能。ポイントごとに使用方法や使用できる期間が違うので、忘れずに使いましょう。

2021年のふるさと納税の申し込み期限は、2021年12月31日まで。年内にふるさと納税の寄付(入金または決済)を完了する必要があります。今ならまだすべり込めるので検討してみてくださいね。