年末の交通安全県民総ぐるみ運動が11日から始まりました。

小山警察署では、小山市出身で東京パラリンピック車いすバスケットボールで銀メダルを獲得した高松 義伸選手が一日警察署長を務めました。

白バイやパトカーなどが隊列を組み、市民に交通安全を呼びかけます。

車の窓からは、一日警察署長に委嘱された高松選手が笑顔で手を振っていました。

年末の交通安全県民総ぐるみ運動は、交通事故が増える年末に向けて県民に交通安全意識の浸透をはかることで、交通事故の防止につなげようと毎年行われています。

栃木県内の交通事故の件数は10日現在で3668件と去年に比べて19件減っていますが、新型コロナウイルスの影響で減少していた人出が戻りつつあるここ最近は事故も増えてきているといいます。

高松選手は、「このような機会をいただいたことで改めて交通安全を意識する良いきっかけになった」としてこれからも栃木県の交通マナー向上のために寄与していきたいと話していました。

この運動は、12月31日までの21日間にわたって行われます。