絵画や書道、演劇などの文化活動に積極的に取り組む県民を称える栃木県芸術祭の表彰式が9日、県公館で行われました。

栃木県芸術祭は戦後間もない昭和22年、1947年に始まった大阪、東京に次いで全国で3番目に古い歴史のある芸術の祭典です。

新型コロナの感染拡大の影響で音楽祭と茶華道展は2年連続で中止となりましたが今年は文芸と美術の部門と詩吟や民謡などを会場で披露しその技量を競うホール部門の3部門で合わせて116の個人と7つの団体が表彰を受けました。

文芸と美術部門では創作や随筆など4つの分野で最高賞に当たる文芸賞が選ばれ、県文化協会の上野憲示会長から表彰状などが手渡されました。

またホール部門の民謡の分野では最高賞に当たる芸術祭賞に宇都宮市の若林友希さん16歳が史上最年少で選ばれました。