イチゴの本格的な出荷シーズンを迎え生産量日本一の真岡市でイチゴの盗難防止に向けたパトロール隊の出陣式が9日行われました。

真岡市と真岡警察署、それにJAはが野の合同パトロール隊、名付けて「いちご守り隊」の出陣式は道の駅にのみやで行われました。

JAはが野管内のイチゴの生産者は517人で面積は160ヘクタール、そのうち真岡市内の生産者は421人で面積は130ヘクタールといずれもおよそ8割を占め全国でも最大のイチゴの生産地です。

市などでは大切なイチゴを守ろうと去年「いちご守り隊」を発足、「いちごどろぼうは許さない」と書かれたステッカーを張った車両で日中はJA、夜間は警察が巡回して不審者や不審な車両をチェックします。

JAはが野によりますと管内では昨シーズン、イチゴが数十キロから百キロを超える単位で盗まれる事件が複数件発生していて、いずれも12月や1月の最盛期のシーズンに狙われたということです。

これから需要のピークのクリスマスを迎えることから情報共有などの連携を図り盗難防止を目指します。