自分の生まれた土地など応援したい自治体に寄付をするふるさと納税が話題を集めています。

那須町では6日から栃木県内の自治体としては初めてふるさと納税の自動販売機が導入されました。

ふるさと納税の自動販売機が設置されたのは那須町高久乙にある道の駅那須高原友愛の森の観光交流センターです。

那須町での観光の前後に感動が冷め切らぬうちにふるさと納税を利用してもらおうと運用が開始されました。

自動販売機によるふるさと納税は神奈川県の湯河原町や山梨県の小菅村などに続いて全国で5例目です。

設置された自動販売機ですがタッチパネルに表示されている返礼品を選び免許証をかざすなどして個人情報を入力すればその場で返礼品を手にすることができます。

返礼品はビールやお菓子のほか寄付額の3割相当の商品券があり道の駅那須高原友愛の森内であれば、飲食のほかお土産の購入などにも使用できるといいます。

那須町の昨年度のふるさと納税の寄付額はおよそ3億円でしたがこの自動販売機だけで年間1千万円の寄付額を目標にしています。

一方、佐野市ではふるさと納税の最終寄付額が前年度の15倍の11億円に達する見通しを示しています。

その立役者は佐野ラーメンなどの名産品ではなくコロナ禍の巣ごもり需要に答えたあの日用品でした。

佐野市の名産品を抑えてふるさと納税の一番人気となっているのは、佐野市の工場で作られているボックスティッシュ60箱です。