将棋の藤井聡太四冠が最年少五冠を懸けて挑む王将戦・七番勝負の第3局が来年1月に大田原市内のホテルで開かれます。

大田原市では前夜祭やプロ棋士による解説会の申し込みを10日から受け付けます。

大田原市の津久井富雄市長は8日に開いた定例の会見で「話題の藤井聡太四冠が挑戦する王将戦が1年の幕開けとなることで市にとってもいいスタートが切れそう」と期待を寄せました。

王将戦七番勝負では19歳の藤井四冠が最年少五冠を懸けて3度目の防衛に臨む渡辺明王将に挑みます。

大田原市での王将戦の開催は2006年から17期連続で、来年1月29日と30日に第3局が市内のホテル花月で行われます。

これを受けて市は対局者との懇親や抽選会が行われる前夜祭やプロ棋士による解説会の一般参加の申し込みを10日から市のホームページとはがきで受け付けます。

そのほか、市内の小中学校の将棋部に所属する子どもたちを対象にしたプロ棋士との対局などを通じて藤井四冠の県内初対局を盛り上げます。