蒸気機関車をより身近に SLファンフェスタ 日光市
観光列車「SL大樹」の始発駅である下今市駅で4日、SLを間近で見られるイベントが行われました。
このSLファンフェスタは、蒸気機関車や鉄道をより身近に感じてもらおうと、東武鉄道が2017年から開いているもので、今年で3回目です。新型コロナウイルス感染症対策のため事前申込み制で、時間ごとに人数を制限をして開催されました。
会場の下今市駅構内に並んだのは鉄道グッズの販売や写真が撮れるスポットなど15のブースです。また普段は入れない機関庫の中で車両を間近に見学し写真が撮れる撮影会も行われ、訪れた人たちはSLの勇壮な姿を前に次々とシャッターを切っていました。
蒸気機関車は、東武鉄道が真岡鉄道から譲り受け、去年から運行しているC11形325号機です。4日は、この325号機の運転室に乗車できる体験乗車が行われました。このほか、列車の中で子どもたちが車掌気分を味わえる車内アナウンス体験なども行われ鉄道ファンはもちろん、子どもから大人までSLの魅力を楽しんでいました。