宇都宮市の東図書館で、要らなくなった本を安く販売する「リサイクル市」が3日から始まり、掘り出し物を求める人で賑わいました。

リサイクル市は、情報が古くなったり、市内の他の図書館と重複したりしている本を安く提供しその収益で新たな本を購入するもので、全国の図書館で行われています。宇都宮市の東図書館には3日、事前に予約をした人とたまたま訪れていた人などおよそ30人が、ジャンルごとにずらりとならんだ雑誌や図鑑、文庫本などを吟味しました。販売されている本は合わせて5,200冊で、元値に関わらず50円から200円で購入することができます。

東図書館によりますと、園芸や料理など女性向けの趣味の本が特に人気だということで、訪れた人たちは両手いっぱいに本を抱えながら会場を練り歩いていました。