犯罪や事故で家族などを失った犯罪被害者への支援の輪を広げようと、「県民のつどい」が宇都宮市で開かれました。

この県民のつどいは犯罪の被害者や家族の支援を行うボランティアなどで構成している被害者支援センターとちぎが毎年開いているもので、被害者の家族などが置かれている現状を知ってもらい支援の必要性を広く理解してもらうことが目的です。

犯罪被害に遭われた方々への黙祷で始まった「県民のつどい」では支援活動に貢献した人や売り上げの一部が寄付される自動販売機を設置した団体に感謝状が贈られました。

このあと武庫川女子大学の大岡由佳准教授が「犯罪被害者・家族が被害回復をできる地域社会」と題して、心的外傷に対する十分な知識を持った支援の必要性について講演しました。