東京パラで使用のマット使い 小学生がボッチャ体験
来年、栃木県で開かれる国体と障がい者スポーツ大会を前に那須塩原市で2日、小学生がボッチャ競技を体験しました。
会場には東京パラリンピックで使われた「あるもの」が用意され、児童たちには特別な体験となりました。
ボッチャを体験したのは那須塩原市波立小学校の児童およそ50人です。
体験のために会場に敷き詰められた緑色のマットは日本選手が金メダルを獲得した東京パラリンピックのボッチャ競技で実際に使用されたもの。
来年10月の障がい者スポーツ大会でボッチャの会場となっている那須塩原市が子どもたちに大会への関心を高めてもらおうと、大会組織委員会から譲り受けました。
児童らが市の職員などから競技のルールについて説明を受けたあと、チームに分かれて競技を体験しました。
ボッチャは「地上のカーリング」とも呼ばれるスポーツで、得点の基準となる白いボールにいかに自分のボールを近づけるかが勝利の鍵です。
参加した子どもたちは白いボールめがけて自分のボールを投げつけたり、相手チームのボールにぶつけて有利な位置を奪ったりして競技を楽しんでいました。