「佐野らーめん予備校」出身者のラーメン店がプレオープン
佐野市ではご当地名物「佐野らーめん」の担い手不足を解消しようと、ラーメンの作り方や店の経営ノウハウを学べる「らーめん予備校」を開設して新たに店を開く人を募っています。
この予備校出身者では2番目となるラーメン店の開店が決まり、近隣住民向けに1日、プレオープンが行われました。
12月4日、佐野市堀米町にオープンする「麺屋ブラス」です。
店の主は秋田県出身の菅原勝之さん。
地元の工場で働いていましたが、佐野市が去年開設した予備校のことを知り、「いつかラーメン屋さんをやりたい」という夢に挑戦しようと応募しました。
入学後は秋田県から佐野市へ通いラーメン店などで修業を積んできましたが、ことし3月に佐野市に移住。
仕事を辞めて一緒に移り住んだ妻の歩美さんが接客を担当し、夫婦二人三脚で店を切り盛りします。
ラーメンは佐野の伝統を継承しつつ、地元秋田で親しまれている「しょっつる」と呼ばれる魚醤をスープに使っているほか、地元ではお馴染みだという麩がトッピングに入っています。
「麺屋ブラス」は4日午前11時30分にオープンします。