新型コロナウイルスワクチンの追加接種となる3回目の接種が1日、各地で始まりました。

原則として2回目の接種を終えて8カ月以上が経過した18歳以上の人を対象にしていて、まずは医療従事者からスタートします。

軽症者や中等症の患者を受け入れる宇都宮市下岡本町の国立病院機構宇都宮病院では1日、医師や看護師など6人が3回目の接種を受けました。

接種したワクチンはこれまで同様ファイザー社製の0.3ミリです。

今後、この病院では事務職員を含む全職員のおよそ9割に当たる500人ほどが12月中に接種を済ませるということです。

先陣を切った田中孝昭院長は感染が落ち着いている時期に追加接種ができることを歓迎し、重症化の危険性のある高齢者を中心に早めに打ってほしいと話します。

追加接種を巡っては各市町で接種券の発送が始まっていて、来年1月以降、原則として2回目の接種から8カ月以上経過した高齢者を中心に一般の人も順次接種が始まります。