鹿沼市でふるさとの歴史を後世に残そうと鹿沼城跡地にあたる御殿山公園の一角に記念碑が建立され、30日に除幕式が行われました。

鹿沼城は現在の御殿山公園付近で鹿沼氏や壬生氏が城主でしたが、およそ430年前に小田原征伐後に城主が急死したことにより城も廃城しました。

30日は鹿沼城の歴史を後世に受け継ごうと鹿沼中央ロータリークラブなどが建立した記念碑の除幕式が行われ、鹿沼市の佐藤信市長などが参加しました。

鹿沼中央ロータリークラブは鹿沼城のジオラマを制作した鹿沼市立中央小学校にアクリルケースや台を寄贈したことがきっかけで地域の子供たちにも地元の歴史を知ってもらおうと石碑の建立を決めました。

記念碑に刻まれている「鹿沼城跡」の文字は佐藤市長が20枚以上書いた中から選び抜かれました。

また、市内にある鹿沼ロータリークラブと鹿沼東ロータリークラブでは今後、看板の建て替えやベンチの設置も予定しています。