【ファンキー通信】えっ!? バイクに乗らない暴走族を発見!
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そこで、「走らないなら“暴走”とは言わないんじゃ・・・」というツッコミはひとまず置いといて、「徒歩暴走族」についてご説明しましょう。彼ら(彼女ら)の生存する地は寒さしばれる北海道、真冬ともなると雪の積雪量は都会じゃ考えられないほどの量となります。雪におおわれ、凍結した道路をバイクで走ることはあまりにも危険なため、彼らはバイクを降り「徒歩暴走族」になるとか。
このたぐい稀な徒歩暴走族の存在を、ほかの暴走族の方たちはどう思うのでしょうか?そこで、横浜神州連合OB(この連合では特攻服を譲りうけた者のみOBと呼ばれるのだそう)のSさんに聞いてみることに・・・。
あの〜・・・(ドキドキ)、「徒歩暴走族」ってご存じですか?
「と・・・徒歩? 徒歩暴走族!? (とそこで実態を簡単に説明)・・・えぇ〜っ!! まじで! ありえねぇ(笑)。徒歩って歩くんすか?いや〜、初耳っす」(横浜神州連合OB Sさん)
バイクに乗らない暴走族はどう思われますか?
「いや〜やっぱり族は走りがメインっすからね。走らない族はちょっと・・・」(同)
ではSさんが現役時代は雪の日でも活動されてたのでしょうか?
「走ってましたねぇ。毎年大晦日から元旦にかけて“グラチャン”(※)っていう初日の出を見に富士山まで行くデカい集会があるんすけど、その時は雪の日もありましたね。まぁ、北海道の雪はハンパないと思いますけど」(同)
やはり、バイクに乗らない族には驚きを隠せない様子。
まあ、極寒の季節にバイクを降りても活動を続ける「徒歩暴走族」のその根性は「本物」なのかも。(坂井あやの/verb)
(※)グランドチャンピオンの略。警察などからは「初日の出集会」とも呼ばれる