ショッピングを楽しんだ後は、富士山を望む露天風呂でひとっ風呂♪……が叶うのが、2019年12月にオープンした、御殿場プレムアム・アウトレットの日帰り温泉「木の花の湯」です。

御殿場プレムアム・アウトレットの日帰り温泉「木の花の湯」がスゴイ7つの理由


ここは絶景露天、立ち湯、高濃度炭酸泉、サウナのほかに、漫画約2500冊がそろうライブラリー、ファミポからご当地グルメまで楽しめるカフェ、吸い玉体験ができるスパ、60平米もある個室タイプの貸切風呂など、感動ポイントが盛りだくさん。あまりの充実っぷりに、居心地良すぎて帰りたくなくなります!

【その1】 “上質”を詰め込んだ癒しの極上空間

古民家風の佇まい


館内は“和の”美しさをモダンに調和させた贅沢なつくり。1Fには、味のある梁や柱があしらわれ、囲炉裏もあります。まるで里山の温泉旅館へ来たみたいでワクワク!ここがアウトレットだということを、一瞬で忘れてしまいます。

施設名の「木の花」は、富士山や富士浅間神社にまつられている女性の神様「木花咲耶(コノハナサクヤヒメ)」が由来。その神様が桜と縁があることから、桜を描いた「襖絵」を巨大化して柱にぐるっと巻き込こんだ、粋なスポットもあります。

冬はあったか、夏はさらさらと肌触りのよい無垢の床材を使用


日帰り温泉は素足で歩くことも多いので、床材は重要なポイントですよね。2Fの掘りごたつのスペースは、高級な無垢の床材を贅沢に使用。素足で歩くと、ほんのり木の温もりを感じます。

男女ともにダイソンのドライヤーを採用


そして驚いたのが、脱衣所にあのダイソンの高級ドライヤーが用意されていたこと!

実際に使ってみると、コンパクトなヘッド部分から、大風量のパワフルな風がボーーーっと吹き出します!さすがダイソンクオリティ。髪をあっという間に乾かしてくれて、ストレートヘアもゆるふわ風も完璧に仕上げられます。

【その2】あちこちで富士山ビュー三昧

真正面に富士山がどーん!のカウンター席


「木の花の湯」があるのは、御殿場プレミアム・アウトレットの中でも高台に位置している「HILL SIDE」内。富士山を真正面から望む絶景ロケーションで、アウトレットで歩き疲れた体をゆっくり癒すのに最高のスポットです。

館内ではいたるところから富士山ビューを楽しめますが、イチオシは2Fの休憩スペースにあるカウンター席。全面ガラスからの富士山ビューは、最高に気持ちいい!

テラス席からも圧巻の富士山を一望


すぐ隣りにはテラス席がありますので、お天気が良い日にはぜひ足を運んでみてください。心地よい風を感じながら、富士山の大パノラマを楽しめます。

露天風呂からも富士山を堪能


また温泉に入りながら、富士山を眺められるのも「木の花の湯」の魅力。露天風呂のガラスは、浴槽に入った状態で眺めると透明度が上がる“技あり”のもの。

左手には立派な桜の木がありますので、春は「美しい桜」「雪化粧をした富士山」「温泉」を一度に楽しめて、感動がより深まるはず!

【その3】泉質もハズレなし。女性に嬉しい美人の湯&炭酸泉

岩風呂で使われているのは、大沢崩れにあった富士山の岩


ここは景色もさることながら、温泉そのものもおすすめです。露天風呂をどんどん進むと、奥は立ち湯のエリア(しかも130cmという攻めた深さ!)。全身にかかる水圧が大きくなるため、爽快感はひとしおです。

ちなみに、泉質はナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性)。美人の湯の泉質「硫酸塩泉」「炭酸水素塩泉」を2つも含んだ“ダブル美人の湯”です。また湯の中に塩分を多く含んでおり、入浴後はお肌ぷるぷる&ポカポカが持続します。

手をいれると、瞬く間に泡・泡・泡が……!


内風呂では、人工の炭酸泉も楽しめます。1000ppmもの高濃度炭酸泉で、表面の“シュワシュワ・アワアワ”が肉眼ではっきりわかるほど、泡付きがスゴイ!浸かれば浸かるほど、体がポカポカしてきます。



【その4】遊びこころたっぷりの限定グルメ

「Good JOB!!オッケーセット」(600円)


お風呂上がりの小腹を満たすなら、2Fにある「木の花カフェ」に立ち寄ってみましょう。

名物は桶をイメージした器入の「Good JOB!!オッケーセット」。1Fのレストランで大人気の「御殿たまごのだし巻き」を思い切ってバーガーにした、遊びこころたっぷりのひとしなです。

ポテトはそのまま食べても良し、ラタトゥイユをつけて味変しても良し。最後まで飽きることなく、おいしく食べられますよ。

「さくらごはんお食事ボックス」長泉あしたかつ(ナゲット2個つき)(715円)


そして、知る人ぞ知る静岡のローカルフード「さくらごはん」のメニューも見逃せません。「さくらごはん」とは、お醤油とお酒で味付けした、シンプルかつ素朴な炊き込みご飯。あしたか牛のミンチを使ったご当地グルメ「長泉あしたかつ」との相性も抜群です。

「ファミポ」(550円)、「おーーーいーーーもパフェ」(550円)+クロッフル トッピング(100円)


「木の花カフェ」は、ドリンクやスイーツも個性的。サウナーが愛するドリンク「オロポ」に加えて、ここでないと味わえない「ファミポ」もあります。

おいも好きの人なら、さつまいもをたっぷり使ったパフェがおすすめ。このパフェ、石焼き芋の移動販売でおなじみの「おーーーいもーーだよーーー」の掛け声がそのままネーミングに!恥ずかしい…とかはこの際振り切って、「おーーーいーーーもパフェ、ください」と注文してみてください♪楽しい思い出が作れますよ。

【その5】漫画の量&居心地の良さがハンパない!

秘密基地風の本棚が楽しい


まだまだ「木の花の湯」を推す利用は続きます。2Fの休憩スペースは、「漫画喫茶だっけ?」と思えるような漫画の量に驚きを隠せません。

漫画約2500冊に加えて、書籍も約700冊を完備。定期的に入れ替えをしていて流行り物も充実。何度来ても飽きません。

はしご階段を上ると……、その広さにびっくり


秘密基地風の本棚は、実は2Fがおすすめ。想像を上回る広さ!クッション性のある畳も快適で、ずっとここにいたくなります。

【その6】珍しい「吸い玉」体験ができる、絶景スパ

こんなロケーションでスパ三昧だなんて、まさに極楽です!


温泉に加えて、人の手で癒しをプラスしたい人は、2Fの奥にあるリラクセーションサロン「体いやし処 夢がたり」へ。

ここは指圧、和式ボディ、足ツボ、タイ古式など、メニューがとにかく豊富。「せっかくなら、やったことのない施術にチャレンジしてみようかな!」という人にもおすすめです。

「ボディケア&フットケア いいトコどりセット60分」(オープン記念価格5800円)


今回筆者は、足つぼマッサージとボディケアをダブルで体験できる、“いいトコどり”の60分コースにチャレンジしました。

施術がはじまると、ほどよい力強さで両足をマッサージ。続いて、ガラス製のカップに火を近づけて真空状態にしたら、足裏に吸着させて、グリグリ……と回す「吸い玉」タイムが始まります。

「吸い玉」とは、血液をきれいにする伝統的な療法。想像以上のカップの吸い付きと、カップを外すときのダイナミックな「ポンッ!!」「ポンッ!!」音にドキドキ&ワクワクが止まりません。「めっちゃ痛い!!でも気持ちぃぃぃー!」と心の中で何度も叫びたくなります。

施術後は血行が良くなり、全身ポカポカに。この手ごたえはヤミツキになりそうです。

【その7】泊まりたくなる「貸切風呂」が最高だった

1Fの大人2名定員の貸切風呂は1時間4500円


「木の花の湯」は、19部屋もの貸切風呂を完備。1Fには小さいタイプの貸切風呂が11部屋あり、プライベートな湯浴みが楽しめます。

しかも大浴場を利用せず、貸切風呂だけの利用もOKというから、小さなお子さんがいるファミリーには、こんなに嬉しいことはありません。

お風呂上がりにくつろげる貸切風呂の和室


一般的な貸切風呂は、脱衣所とお風呂だけのイメージですが、ゆっくりくつろげる和室もついています!ここなら、お父さんお母さんが「子供の面倒をどっちがみるか…」でもめることもありませんね。

首がしっかり固定される、オリジナルの「つぼ湯」


数あるお風呂のなかで、ユニークなのが「つぼ湯」。なんとこの湯船、職人さんが「ろくろ」を回して作った手作りなんです!湯船には、首を固定できる「くぼみ」もあります。手作りだからこそ、なめらかに首がフィットして気持ちいい♪

洗練された3F貸切風呂の廊下。まるで旅館みたい!


眺めのいい貸切風呂8部屋は、3Fにあります。エレベーターで3Fへ行き、下駄に履き替え、カランコロンと音を響かせながら、移動します。

3Fの一番広い貸切風呂は1時間6500円


角部屋に位置する貸切風呂は、57平米という驚きの広さ。露天風呂はマッチョなメンズが5人ぐらい一度に入っても、十分収まるサイズです。和室にいたっては、居心地良すぎて、布団を敷いたら本気で眠れそう!

グループやファミリーで贅沢な湯浴みをしたい人にとっては、もう鬼に金棒!というしかありません。

<絶景・温泉・上質な癒しがそろった、唯一無二の日帰り温泉>

心躍るポイントがギュッと詰まった「木の花の湯」。お風呂好きの方は、コスパ最高の素晴らしい極楽体験を、ぜひぜひ味わってみてださい。