浦和内定の京都橘FW木原励が高校No.1ストライカーと呼ばれる所以は?プロも唸らせる「動き出し」と「成長力」
「身体の向きとかボールのもらい方は天性の物なのか、学んだ物なのかは分かりませんが、スムーズにボールを受けて、自分で抜け出すような身体の使い方ができる。なかなか見られない素養だと思いますので、力強さ、プロの激しさに慣れてもらえれば、時間がかからずに活躍してもらえるんじゃないかと思ってます」そんな西野TDの言葉からも、期待の高さが窺える。
高校2年生の夏から木原を注視してきた長山郁夫スカウトが、評価するのは動き出しの部分。「常にボールを受ける前に考えていて、相手の立ち位置とかを見ながら動き出しできる。その動き出しのバリエーションが多くて、一番の武器になっている。将来的にはセカンドストライカーとして活躍すると思う」と口にする。姿を重ねるのは、浦和から柏レイソルに移籍した武藤雄樹だという。
現在の浦和の攻撃陣には、元デンマーク代表のキャスパー・ユンカー、J1歴代3位の得点数を誇る興梠慎三、移籍直後から活躍する江坂任などがいる。この夏には海外での経験が豊富な大型の木下康介もチームに加わった。彼らが、木原がプロの世界で活躍するために越えなければいけない壁だが、さらに成長するための良い教材となっている。
「それぞれの選手に違う良さがあって、自分が目指すべき選手が多い。いろんな物を凄く吸収させてもらえました。興梠選手だったら、受け方とか抜け出し方とか動き方が凄く上手くて、自分もそこを長所としてやっているので、もっと吸収したいという気持ちになりました。ユンカー選手は凄くシュートが上手くて、速いし、強い。試合で見ると、なんでそこにいるんだろうというか、結果を残せる場所にずっとポジションを取っているので、そうした選手から早く色んな物を吸収したいと思いました」
