ペットボトル直撃がきっかけで選手と観客が“大喧嘩”…マルセイユが試合途中でボイコット
22日に行われたリーグ・アン第3節のニースvsマルセイユの一戦は収拾がつかない大荒れとなった。
試合は1-0とニースがリードした迎えた75分、マルセイユがコーナーキックを獲得し、MFディミトリ・パイエがコーナーフラッグの方へと歩み寄る。しかし、次の瞬間にスタンドからペットボトルが投げつけられ、パイエの背中に直撃した。
これには堪らずパイエがペットボトルをスタンドに思い切り投げ返すと、ニースの観客たちは一斉にスタンドを飛び出し、ピッチへと侵入。スタッフや両チームの選手たちが必死に収めようとするも、数十人がなだれ込み、収拾のつかない事態となった。
イギリス『ガーディアン』によると、その後両チームの選手たちがロッカールームへと引き上げ、1時間以上の中断があった後、ニースのジャン=ピエール・リベール会長がサポーターたちを落ち着かせ、ニースの選手たちはウォームアップのためにピッチへ戻った。その一方でマルセイユの選手たちがピッチに戻ることなく、試合はそのまま中止となった。
マルセイユのパブロ・ロンゴリア会長は、次のようにコメントした。
「審判は私たちと一緒にいた。彼は私たちに安全が保証されていないことを確認していた。彼は試合を中止することを決めたが、LFP(フランス・プロリーグ機構)は試合を再開することを決定した。それは私たちには受け入れられない」
リーグ・アンのルールでは、この場合はマルセイユの不参加ということで0-3の敗戦扱いになる可能性もあるが、そうなった場合はマルセイユが決定を上訴する可能性があるとされている。
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試合は1-0とニースがリードした迎えた75分、マルセイユがコーナーキックを獲得し、MFディミトリ・パイエがコーナーフラッグの方へと歩み寄る。しかし、次の瞬間にスタンドからペットボトルが投げつけられ、パイエの背中に直撃した。
これには堪らずパイエがペットボトルをスタンドに思い切り投げ返すと、ニースの観客たちは一斉にスタンドを飛び出し、ピッチへと侵入。スタッフや両チームの選手たちが必死に収めようとするも、数十人がなだれ込み、収拾のつかない事態となった。
マルセイユのパブロ・ロンゴリア会長は、次のようにコメントした。
「審判は私たちと一緒にいた。彼は私たちに安全が保証されていないことを確認していた。彼は試合を中止することを決めたが、LFP(フランス・プロリーグ機構)は試合を再開することを決定した。それは私たちには受け入れられない」
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