宇都宮市で22日、バレーボール・少年男女の三重国体関東予選が開かれました。

来年のとちぎ国体のリハーサルを兼ねていましたが、9月25日からの三重国体が中止を検討という情報が入り関係者の思いは複雑です。

バレーボール少年男子と少年女子の国体関東ブロック大会には関東1都7県の選手と関係者が参加しました。

来年開かれるいちご一会とちぎ国体に向けてのリハーサルも兼ねていて、運営スタッフが試合の合間の消毒などの動きについて確認していました。

全国から選手を迎えることに加え新型コロナ対策が最大の問題となるため、いかにして感染症対策とスムーズな運営を両立させるかが課題だと関係者は話します。

試合は栃木の少年女子は代表をかけて山梨と戦い、第1セットを落としたものの第2セットを制しました。

しかし、最終第3セットをものにできず、2019年の茨城国体に続く2大会連続の予選突破はなりませんでした。

一方、少年男子は代表決定戦で茨城と対戦し、セットカウント2対1で勝って2017年の愛媛国体以来4年ぶりの予選突破を果たしました。

今回、国体予選は無事に行われましたが、三重国体は中止の検討が進められていて、選手も関係者も不安を隠せない様子でした。