子どもたちに笑顔を 手持ち花火寄贈
コロナ禍で巣ごもりを強いられている子どもたちを楽しませようと矢板市の企業が市に花火を贈りました。
手持ち花火を贈ったのは矢板市の人材派遣会社フィデスと格和測量設計です。
2つの会社の代表者が20日、矢板市役所を訪れ、齋藤淳一郎市長に手渡しました。
市内でもコロナ禍によりベントの中止が相次ぎ、毎年10月に開かれている「やいた花火大会」は今年も開催の見送りが決まっていて、市は独自の「巣ごもり宣言」を発令中です。
手持ち花火200セットを小学生以下の子どもがいる家庭を対象に市役所の市民課窓口で配布します。
また、まちづくりに取り組む矢板ふるさと支援センターと子どもの外遊びをサポートする団体にそれぞれ50セットが贈呈されました。
齋藤市長は「子どもたちには残りの夏休みをこの花火で楽しんでほしい」と感謝を述べました。