美容家が溺愛する「髪・頭皮」の紫外線対策アイテム。タイプ別に3つ紹介!
紫外線からお肌を守ろうと日焼け止めや日傘、サングラスを使用していても、頭皮や髪の対策はおざなりという方が多いのではないでしょうか。当然のことながら頭皮や髪にも紫外線は容赦なく降り注いでおり、お肌同様に対策が必要です。
今回は、紫外線から頭皮や髪を守るために筆者が実際に愛用している商品をご紹介します。
頭皮や髪が紫外線の影響を受けるとどうなる?
頭皮が紫外線の影響を受けると、硬くなり血行不良に陥ります。その結果髪が生えてくる土壌ともいえる頭皮環境が悪化することによって生えてくる髪の毛が細くなるなど髪の質が低下したり、薄毛や抜け毛を招いたりするリスクが高まります。
このほか、頭皮の乾燥やかゆみ、過剰な皮脂分泌などを招いて頭皮トラブルを引き起こすこともあります。
髪が紫外線の影響を受けると、髪のタンパク質が破壊されるなどしてパサついたり、ツヤが失われたり、髪の色素を分解するなどして赤色化を引き起こすこともあります。
そのため頭皮や髪も紫外線を防止することが大切です。紫外線対策の主役になるのは、日焼け止めです。とはいえ、クリームやミルクでは塗りにくいので、スプレーやオイルなどがおすすめです。
それでは、現在筆者が愛用している紫外線を防止するヘアケアアイテムを紹介します。今回の3品は、紫外線対策+αの特色があるので、タイプに合わせて選んでください。
補修ケアもできるスプレータイプ
長年頭皮や髪の紫外線対策に使用してきたのは、スプレータイプの日焼け止めです。なぜなら手が届きにくい後ろ髪にもササッと吹きかけるだけで紫外線を防止できるからです。
しかし、スプレータイプの中にはムラになりやすいものや白くなるもの、髪が軋んでしまうものもあり、正直なところ当たり外れがある印象でした。
そのような中そのような不満を一切感じない商品に出会いました。それが、スプリナージュの「UVシャワー」(45g(74mL)1760円)です。髪だけでなく、ボディにも使えます。
こちらの商品は紫外線によるダメージを防ぐだけでなく、補修などのケア効果が期待できる優れもの。おまけにスタイリングにも使える便利さから魅了され、これまで気に入って使用していた商品から今年になってシフトしました。紫外線防止効果もSPF50+/PA++++と高いのも頼もしく感じています。
フレグランス代わりにもなる有能スプレー、肌もOK
スプレータイプの日焼け止めの中にはふわっといい香りが漂うものが多い印象ですが、中には日焼け止め特有の香りが気になるものもあります。また、フレグランスに近い感覚で使えるものとなると探すのも困難を極めます。
そのような中筆者が愛用しているミーファの「フレグランスUVスプレー<マグノリア>」(80g 1200円)は、オレンジの爽やかな香りにジャスミンなどのお花の香りがブレンドされた上品な香りをフレグランス感覚で楽しめる商品です。
頭皮の嫌な臭いもさりげなく抑えてくれるほか、紫外線防止効果もSPF50+/PA++++と高く優秀です。また、軋んだり、白くなったり、ムラになったりしにくいところにも満足していてお肌にも使えることから重宝しています。
頭皮の嫌な臭いも軽減してくれるオイル
髪や頭皮の日焼け止めというとスプレーの他、タッチペンくらいしか使用したことがこれまでありませんでしたが、今年ナチュラルアイランドの「和ハッカのすっきりUVトリートメントオイル」(81mL 2365円)という珍しい商品と出会いました。
手に取るとオイルとは思えないほどサラッと軽いテクスチャー。スッと髪や頭皮になじんでベタつかないため使いやすいと感じています。
また、ほどよい清涼感がある和ハッカが頭皮の嫌な臭いや蒸れも軽減してくれるのでこの夏のケアには欠かせません。朝はUVカット(SPF25/ PA+++)として、夜は補修ケアとして使え、髪のうねりやパサつきを抑えて毛先までまとまる仕上がりにも惹かれています。
いかがでしたでしょうか。今回は、紫外線から頭皮や髪を守るために筆者が実際に愛用している商品をご紹介しました。頭皮や髪の紫外線対策に力を入れていなかった方はこの機会にぜひUVケアを取り入れてください。
遠藤幸子
エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル』