欧州5大リーグの中で唯一、18クラブのみで構成されているのがブンデスリーガだが、しかしながら2023/24シーズンからはこれに、フランスのリーグ・アンも加わることになる。

 木曜日に行われたリーグ協会の総会にて、過半数以上のクラブがこの改革に賛同の意を示しており、フランスのレ・キップ紙が報じたところによれば反対の声を挙げたのは唯一、FCメッツだけだったようだ。今回の縮小化の背景には、フランスのプロサッカー界における緊迫した財政状況にある。

 そのため2022/23シーズンのリーグアンでは、合計4クラブが2部へと降格し、一方で2クラブのみがリーグアンへと昇格が可能に。ちなみにリーグ・ドゥに関しては当面、20クラブのまま維持されていくものの、こちらについても縮小化が検討されているとの報道もある。

 なおリーグ・アンの歴史に中で、これまでにも何度か参加クラブ数については変更が行われてきた過去があり、直近では1997年から2002年までは18クラブで戦い、それからは20クラブによってリーグ運営がなされてきた。