中居正広、医療従事者への「弁当差し入れ」今も継続 東大病院「職員一同、大変嬉しく感謝」
元「SMAP」のタレント・中居正広さん（48）が医療従事者に対して弁当の差し入れをしていたことが分かった。
東京大学医学部附属病院は2021年5月24日、J-CASTニュースの取材に対し「のんびりなかい様（編注：中居さんの所属する個人事務所）を通じて、中居正広様よりお弁当とサラダのご寄付をいただきました」と明かした。
「温かいお心遣いに、職員一同、大変嬉しく、感謝しております」
中居さんが医療従事者に対して差し入れを行うのは、今回が初めてのことではない。SNS上では20年5月ごろから、中居さんから焼き肉チェーン「叙々苑」の弁当をもらったとする医療従事者の書き込みが相次いだ。
6月には東京医科歯科大学医学部附属病院が公式サイト上で、中居さんから叙々苑弁当を受け取ったと紹介し、大きな話題を呼んだ。同サイトによれば、中居さんは2週にわたって約150食を差し入れたという。
さらに、医療従事者への支援は今年も継続して行っているようだ。東大病院には21年5月19日、「コロナのご対応されている皆様に」と、弁当とサラダの寄付が寄せられた。取材に応じた病院の広報担当者によれば、院内では感謝の声が広がっているという。
「温かいお心遣いに、職員一同、大変嬉しく、感謝しております。大変な状況の中でもこのような嬉しいことがあると『また頑張れます』『励みになりました』といった声や、『美味しいお弁当をありがとうございました』といった声があがっています」
また人々からの支援のおかげで働き続けることができているとして、こう述べた。
「先の見えない新型コロナウイルス感染症との闘いの中でも、職員一丸となって働き続けてこられたのは、このような皆様からの温かいご支援、励ましがあったからこそのことであり、深く感謝しております。今後も気を緩めることなく引き続き大学病院としての役割を果たし、新型コロナウイルス感染症への対応だけでなく、他の医療を必要とする患者さんにも安心して受診いただけるように引き続き職員一丸となって努めてまいります」
