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株式会社NTTドコモは、2021年4月1日から外国語での通話をリアルタイムに自動で翻訳するサービス「電話翻訳オプションサービス」を提供開始する。
同サービスは、自動翻訳アプリ「はなして翻訳」の法人向けオプションサービスの一つで、「はなして翻訳」アプリがインストールされたNTTドコモ回線のスマートフォンにかかってきた外国語の着信を、自動的に外国語と日本語間での翻訳を行うサービスだ。なお、翻訳に対応する言語は英語・中国語・韓国語となっている。
なお、リリースの発表に併せて、既に導入している店舗や施設を一部公表した(この記事の後半)。

翻訳・画面イメージ

●着信側の設定のみで利用できる
これまで同社が提供していた通話での翻訳機能は、「はなして翻訳」アプリがインストールされたスマートフォンからの発信にのみ対応していたが、同サービスでは着信側の「はなして翻訳」アプリで事前にいずれかの翻訳言語を設定するだけで、NTTドコモ以外のスマートフォン、携帯電話、固定電話からの発信でもサービスの利用が可能。
発信側でアプリをインストールする必要がいらなくなるため、飲食・宿泊・旅客など、訪日外国人の利用者と法人間のやりとりや、感染症対策などに関する外国語での問合せ対応、法人内における多言語コミュニケーションなど、多様なシーンで活用できる。
なお、電話翻訳言語切替は端末の設定で変えられるが、例えば、中国語の着信を日本語に翻訳する設定を行った電話番号に、英語の着信があった場合は利用できなくなる(各言語用に着信端末を用意するのが"当初"は実用的)。

利用イメージ

●2021年夏頃までには複数言語の翻訳にも対応予定
また、2021年夏頃までには、着信側の「はなして翻訳」アプリで事前に翻訳言語を設定することなく、1つの電話番号で複数言語の翻訳に対応できるよう機能を拡張する予定であり、同社は、新しい生活様式における対面および遠隔での多言語コミュニケーションを、「はなして翻訳」を通じてトータルにサポートしていくと述べている。

▼ 電話翻訳オプションサービスの概要:

・対応言語
英語・中国語・韓国語

・利用条件
以下の3つの条件を全て満たすことで利用できる。
・着信側が、ドコモ回線を利用していること。
・着信側に、「はなして翻訳アプリ」がインストールされていること。
・着信側が、「電話翻訳オプションサービス」の契約をしていること。

・サービス開始日
2021年4月1日(木)予定

・料金体系
定額制/別途ドコモ回線契約が必要
※月々の料金など詳細は受付窓口への問い合わせとなる。

・受付窓口
全国のドコモ法人営業担当

▼「電話翻訳オプションサービス」導入店舗(2021年4月1日現在):

【飲食】:
■ GINZA KUKI 住所:東京都中央区銀座5-9-16 GINZA-A5 4階/090-4957-7342(英語)
■ 鉄板焼 銀明翠 GINZA 住所:東京都中央区銀座7-8-7 GINZA GREEN 8F/080-9986-0142(英語)
■ 菜な KITTE 丸の内店 住所:東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー 5F/080-8032-7042(英語)
【宿泊】:
■ ザ・ホテルシーポート 住所:新潟県柏崎市青海川133-1/080-8895-3376(英語)
■ COTTAGE Yamajyu 住所:長野県北安曇郡白馬村大字北城2941-1/080-8875-5177(英語)
■ 箱根宮ノ下 華山 住所:神奈川県足柄下郡箱根町木賀1013-63/080-1323-4842(中国語)
※記載の電話番号は、2021年9月30日までの同サービス専用電話番号となっている。
※飲食カテゴリの「電話翻訳オプションサービス」対応店舗は、ビジネスワールド社の飲食店ポータルサイト「Japan restaurant net」で確認できる。


電話翻訳オプションサービス公式サイト:https://honyaku.idc.nttdocomo.co.jp/biz/phonetranslation/?utm_source=Pressrelease&utm_medium=WEB&utm_campaign=phonetranslation


(ロボスタ編集部)