映画に登場する料理長アイルー
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 カプコンの大ヒットゲームをハリウッドで実写化した『モンスターハンター』(3月26日公開)より、料理長アイルーの豪快な調理シーンを収めた本編映像が公開された。

 アイルーは、「モンスターハンター」シリーズに登場するネコのような見た目のキャラクターで、ハンターのオトモなどを担っている。実写版には、原作ゲーム「モンスターハンター:ワールド」で人気の料理長が登場。料理長は大団長(ロン・パールマン)のオトモとして数々の戦場を共にしており、現在は調査団の料理長として腕をふるう。

 映像では、主人公・アルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が調理器具がズラリと並ぶキッチンに近づくと、料理長が「ンニャー! ニャゴニャゴ!」と勢いよく登場。熱々の鉄板に乗せた分厚い肉を巨大な包丁で切り分けたり、仕上げに香草をそっと乗せる繊細な作業など、原作ゲームでの動きも再現されている。

 シリーズを愛するポール・W・S・アンダーソン監督が「アイルー抜きで実写化することはあり得ない」と語るほど、作品には欠かせない存在のアイルー。視覚効果スーパーバイザーのデニス・ベラルディも「彼は料理長だが、戦傷を受けたひねくれた性格の戦士だ。性格にゆがんだ一面があって、口答えすることもあるが、アルテミスとは特別で可笑しな関係性を築いていくんだ。皮肉に満ちたユーモアのセンスと、年長者ならではの冗談が好きなんだ!」とコメントしている。(編集部・倉本拓弥)