西武・平良海馬

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◆ 弱冠21歳の最速160キロ右腕に注目

 侍ジャパン稲葉篤紀監督ら首脳陣が8日、宮崎・南郷でキャンプを実施している西武のA班を視察し、昨季新人王に輝いた平良海馬投手に熱視線を送った。

 高卒3年目の昨季はセットアッパーとして54試合に登板した右腕は、1勝0敗1セーブ33ホールド、防御率1.87を記録し、新人王のタイトルも獲得した。稲葉監督は「中継ぎはジャパンでも大事なポジション」と語り、西武の辻発彦監督や西口文也投手コーチとコミュニケーションをとる中で平良の話をしたことを明かした。

 その平良について、稲葉監督は「非常に球も強いし、打者との駆け引きもうまい。緊張したプレッシャーのかかる場面でも堂々と投げる姿もあるし、いろんな意味で期待したい選手の一人です」と評価。東京オリンピックに向け、あのソフトバンク柳田悠岐選手も苦手な投手にあげる最速160キロ右腕に期待を寄せた。