映画『約束のネバーランド』ドン役の山時聡真
 - (C) 白井カイウ・出水ぽすか/集英社 (C) 2020 映画「約束のネバーランド」製作委員会

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 映画『約束のネバーランド』(公開中)で、舞台となる「グレイス=フィールドハウス」という施設に暮らす子供たちの1人、ドンを演じている山時聡真(さんときそうま)に注目したい。

 本作は、「週刊少年ジャンプ」にて連載された白井カイウ、出水ぽすかのベストセラーコミックを映画化したサスペンス。「グレイス=フィールドハウス」で、ママと呼ばれるイザベラ(北川景子)のもと、幸せに暮らしていた子供たちが、実は自分たちが鬼の食料として育てられていると知り、決死の脱出に挑んでいく。

 主演の浜辺美波が演じるエマ、『万引き家族』などの城桧吏が演じるレイ、特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」などの板垣李光人が演じるノーマンを中心に、ハウスの子供たちが活躍するなかで、エマたちに協力する年長組のうちの1人、ドンを演じたのが山時だ。メインの3人に次いで、物語に欠かせない役割を担っている。

 その山時は、2005年生まれの15歳。映画『ゆずの葉ゆれて』(2016)やドラマ「琥珀の夢」(2018)に出演。今年3月〜11月に放送されたNHKの連続テレビ小説「エール」では、ヒロインの音(二階堂ふみ)が始めた音楽教室に通う生徒で、主人公・裕一(窪田正孝)からもらったハーモニカにのめり込んでいた少年・梅根弘哉を演じ、印象を残した。

 また、カンテレ・フジ系にて2021年1月に放送がスタートする藤原竜也主演の学園ドラマ「青のSP(スクールポリス)−学校内警察・嶋田隆平−」(毎週火曜よる9時〜)に出演し、舞台となる中学校に通う生徒の1人、坂木司役を務めることも決定している。(編集部・小山美咲)