シャープは11月6日、同社製マスクの累計出荷数が1億枚を突破したと発表。マスクを製造する三重工場において同日、記念セレモニーを開催した。

シャープのマスク、累計出荷1億枚を突破


ふつうサイズのシャープマスク(MA-1050)


シャープは、日本政府の要請に応じて2月28日にマスクの生産を決定し、液晶パネルも製造可能な三重県多気工場のクリーンルームで不織布マスクを製造。3月末にまず政府への納入を開始し、「ふつうサイズ(MA-1050)」を4月から、「小さめサイズ(MA-1050S)」を9月から、毎週抽選方式で個人向けに販売している。どちらも50枚入りで、価格は各2,980円(税別)。

ふつうサイズを着けたところ


小さめサイズを着けたところ


あわせて、第28回抽選販売への応募数や抽選結果も11月6日に発表した。新規応募数はふつうサイズが9,225人で初めて1万人を下回り、小さめサイズも7,588人と第26回(9,642人)を下回ったことで、いずれも最少記録となった。第28回までの応募総数はふつうサイズが908万5,774人、小さめサイズが20万4,631人(小さめサイズは第22回抽選が初回応募)。

次回(第29回)の抽選日は11月11日で、応募締切は11月10日正午。販売数量は、ふつうサイズが87,000箱、小さめサイズは10,000箱を予定している。マスク販売の基本的な枠組みに変更はなく、応募にはメールアドレスが必要で、当選後の購入時にCOCORO MEMBERSへの会員登録を行うかたちとなる。これまでの抽選販売で応募した人は、自動的に今後の抽選販売の対象となるため、改めて応募する必要はない。