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 元勤務先が所有するIDとパスワードを用いて、インターネット通販サイトに不正アクセスし、虚偽の注文をしたとして、長崎県長崎市在住32歳無職の女が逮捕されたことが判明。その行動と被害額に驚きが広がっている。

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 逮捕された女は今年5月、元勤務先が所有するIDで、大手インターネット通販サイトにログインし、虚偽の注文を繰り返していた。警察によると、その回数は15回で、文房具や工業用機械など1,203点、約2億円分にも及んだという。

 元勤務先には覚えのない確認メールが届き、取り消し作業に追われる。多くの注文を取り消すことが出来たが、約40万円分は間に合わず買い取ることになったそう。その後、警察に相談し、事態が発覚。捜査の結果、女の犯行である可能性が高まり、不正アクセス禁止法違反などの疑いで逮捕された。

 警察の取り調べに対し、女は容疑を認め、「元勤務先に恨みがあった」と供述。なぜ恨みを持ったのかについてはわかっていないが、自分の恨みを晴らすため、ネット通販サイトにログインし、2億円分の商品を注文するという行動に出たということのようだ。

 女の行動に、「元勤務先だけでなく、通販サイトにも迷惑がかかる。なぜこんなやり方をしたのか」「どんだけ買えば2億になるの? 普通100万くらいで『もう十分』ってならないか」「基本的に行動が幼稚。こんな事の積み重ねで、会社を辞めさせられたのでは」と驚きの声が上がる。

 また、「注文すれば確認のメールが行くのは当たり前。バレないと思っていたのなら相当頭が悪い」「少し考えれば会社のIDを使っているわけだからすぐバレるのは火を見るより明らか。捕まりたかったのかとすら思えてしまう」「自分の感情をコントロールできない性格の持ち主であることは容易に想像できる。怖い」などと女の行動レベルの低さを指摘する声も出た。

 女性がここまで元勤務先を恨んだ理由とは、一体何だったのか。