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 テレビ朝日は今月15日、同局系「報道ステーション」のスポーツコーナーでおなじみの「熱盛」のロゴをデザインした「熱盛マスク」を22日に発売することを発表した。

 新型コロナウイルス感染症の影響で、スポーツ観戦する際にも「感染症対策」が求められる中、マスク着用はマナー。当面はソーシャルディスタンスを保ち、声を出しての応援が制限されるため、「感染症予防」+「スポーツ応援」をテーマに考案した商品という。

 しかし、同番組といえば、4月にキャスターを務める富川悠太アナや複数のスタッフの新型コロナ感染が発覚。富川アナは療養を経て復帰までに2カ月を要した。

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 それだけに、ネット上では「アベノマスクを批判しまくっておいて、マスクを自分たちは売り捌くってどういう神経しとんねん」、「陽性者を出した『報道ステーション』が、『熱盛マスク』を発売するとは、笑い話にもならない」など批判や嘲笑の声があがった。

 「いくら広告収入が落ちこんでいるとはいえ、笑えないジョークのようなマスク販売。よく局の上層部がOKを出したなと思う」(テレビ局関係者)

 そして、同番組をめぐり、シャレにならない事態が発生していたことを、発売中の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。

 同誌によると、今月10日、社内メールが配信され、同番組の外部スタッフである男性外部ディレクターが38度強の高熱を出したことが発覚。
 このディレクターも含めた20人前後が今月2日の放送後、複数の飲食店で飲み会を開催。上層部は怒り心頭で、飲み会の参加者全員に対し6日から10日まで出勤停止処分を下したというのだ。

 ディレクターのPCR検査の結果は陰性だったというが、富川アナとスタッフたちの感染に懲りていなかったようだ。