いったい誰が?何のために? 謎が謎を呼ぶ「沖縄でツチノコ捕獲」貼り紙のミステリー
ツチノコ――。日本に生息すると言われる未確認生物だ。
各地で目撃情報があるようだが、未だにその正体は謎のまま...なのだが、どうやら最近、沖縄で捕獲されていたらしい。
ツチノコがついに...!?(投稿者提供)
こちらはあるツイッターユーザーが2020年5月30日に投稿した写真だ。貼り紙には、
「世界はコロナウイルスで暗いが 日本で二例目 沖縄でツチノコ捕獲!」
とある。
捕獲というのだから、生きているのだろう。下に書かれた「500円 展示中」というのは、500円払えばそのツチノコを見せてくれるということなのだろうか。
貼り紙の謎を追うと...
Jタウンネットが投稿者に詳細を聞いたところ、「ツチノコ捕獲」の貼り紙があったのは、沖縄県那覇市にある「お店なのか、お店じゃないのか微妙な感じの作り」の建物だという。
投稿者の妻が通りすがりに貼り紙を発見し、撮影した。展示は確認していないそうだ。
投稿者に教えてもらった建物のある場所をGoogleストリートビューで調べてみたところ、18年9月には七宝焼の工房があったようで、ガラス戸には電話番号も書かれていた。
しかし、投稿者にもらった現在の建物の写真では看板に書かれた店名は変わり、ガラス戸の文字は消えている。投稿者によると、
「お昼も夜も開いている様子が無い」
とのこと。
20年6月3日に投稿者がこの場所を訪れてみると、すでに貼り紙は無くなっていたという。結局、誰が貼ったのか、捕獲されたというツチノコはどんなものだったのか、一例目はどこで捕獲されたものなのかなどはわからなかった。
投稿者のツイートには、
「1例目も初耳なんですがww」
「土でできたノコギリだったりして」
「マジで?
本物なら多分歴史に名を残すレベルの大発見!!
見てみたい(笑)」
など疑いつつも期待に胸を膨らませる声が寄せられている。
学研の超常現象専門誌「ムー」の公式アカウントもこの貼り紙について、「拝見したい」と呟いていた。