元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ【写真:Noriko NAGANO】

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世界全域のパンデミックを日本で過ごすイニエスタとサンペール「幸いなことに、日本では…」

 現在、世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により、世界各国のリーグが中断している。

 Jリーグも延期の措置が取られているが、ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは同僚MFセルジ・サンペールとともに現在の日本での生活を海外メディアで語っている。

 中国で発症した新型コロナウイルスがいまや全世界で猛威を振るっている。神戸は2月23日のJ1第1節の横浜FC戦(1-1)で観客のチャントや肩組みなどの応援行為を禁止する予防策を導入したものの、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、最終的にJリーグは開幕戦直後に一時中断を決断した。

 そんななか、海外メディア「Be Soccer」は「イニエスタとサンペールは、新型コロナウイルスのなか、日本でどのように生きているのかを説明」と見出しを打って報道。「スペインから数千キロメートル離れた2人は、パンデミックのなか、日本でどのような経験をしているのか」と記し、イニエスタと同僚サンペールの日本での暮らしに注目している。

 また、「Inside Sports Business」を引用し、2人のコメントを紹介。「状況は非常に深刻であり、苦悩と不安に駆られた日々を送っている」と感染拡大に懸念を示した。一方、サンペールは「幸いなことに、日本では通常通りの練習が行えている」と、欧州リーグとは異なり練習自体はできていると語っている。

 新型コロナウイルスは現在、欧州で感染拡大を見せている一方、日本でもJリーグの再開日は不透明だ。それでもチームの全体練習を行えている分、コンディション調整の負担は軽減できているのかもしれない。(Football ZONE web編集部)