カロリーの大海原へ! 惣菜パン「デブの方舟」に考え得る限りの脂肪と糖が乗り込んでしまう
ハイカロリーな惣菜パン「デブの方舟」がTwitterに投稿され、時代に逆行するような商品コンセプトとネーミングセンスで反響を呼んでいる。販売するパン屋に話を聞いた。
惣菜パン「デブの方舟」は、千葉県大網白里市にある「GEM fabrique」が製造・販売している。「考え得る限りの脂肪と糖が乗り込んだ」という具材には、トンカツやチキンカツ、あらびきウインナー、焼きそばといった“茶色いもの”を日替わりで3種使用。これらを食パンでサンドし、ピザソースやマヨネーズ、さらにチーズをかけて焼き上げている。大きさは全長約20センチもあり、まさに「カロリーの大海原」へ進んでいく方舟となっている。
「デブの方舟」がTwitterに投稿されると、キャッチコピーやネーミングセンスが魅力的だと拡散。「心を鷲掴みされました」「『カロリーの大海原』ってパワーワードすぎ」「どれだけ重くても方舟 水の浮力の力で重さが中和され カロリー0」といったコメントが寄せられている。
「GEM fabrique」によると、「デブの方舟」は2019年5月ごろから販売を始め、地域の需要とは逆行しているものの人気商品に育ったとのこと。焼き立てを提供するため1回に焼き上がるのは10個ほどだが、店頭に商品がない場合は焼いてもらうこともできるという。価格は1個税別290円となる(ニク価格)。なお、「デブの方舟」の第2弾は「甘いもの」で検討しているという。
■GEM fabrique千葉県大網白里市みずほ台2-1-1年中無休 9:30〜20:00