小栗旬『人間失格』Blu-ray&DVDが4.2発売、山戸結希監督がディレクションしたドキュメンタリー映像など収録
映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』のBlu-ray&DVDが4月2日(木)にリリースされる。
太宰の遺作となった「人間失格」は、日本文学史上最高の傑作にして、累計1,200万部以上を売り上げ、現在もなお単一書籍として歴代ベストセラーランキングのトップを争う、“世界で最も売れている日本の小説”。「人間失格」という原作小説の映画化ではなく、「人間失格」の誕生秘話を太宰自身と彼を愛した3人の女たちの目線から、事実をもとにしたフィクションとして初めて映画化。
監督は『さくらん』 『ヘルタースケルター』『Diner ダイナー』を手がけたトップクリエイター、蜷川実花。主人公・太宰治を小栗旬が演じ、夫・太宰を献身的に支える正妻・津島美知子役に宮沢りえ、太宰の愛人であり弟子でもある太田静子を沢尻エリカ、太宰の愛人で最後の女・山崎富栄を二階堂ふみが演じる。
Blu-ray豪華版の特典映像には、これまでに『溺れるナイフ』『ホットギミック ガールミーツボーイ』を手掛け、次世代を担う気鋭のクリエイターとして今後が期待される山戸結希監督がディレクションしたドキュメンタリー映像「〈解説〉人間失格 蜷川実花と幾人もの作り手たち」が収録される。このドキュメンタリー映像のナレーションを、本作のキャストで太宰に「人間失格」の執筆を依頼する若手編集者・佐倉を演じた成田凌が務めている。
本作のプロデューサーである池田史嗣は、山戸の起用理由について「山戸結希監督は新世代の映画監督の中でも群を抜いた存在で、圧倒的な才能を持つクリエイター。片や常に第一線を走り続けてきた蜷川実花監督の一つの集大成であり、日本映画界最高峰のスタッフとキャストが集結した本作の現場が次世代の天才の目にどう映るのか、観てみたいと思いました。これからさらに時代をリードしていくであろう、才能溢れる2人のクリエイターの邂逅は、記録としての価値に留まらない意義を持つものでした。この特典映像自体が、クオリティの高い“作品”として必見の内容になっています」と語る。
映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』Blu-ray&DVDは4月2日(木)リリース
(C)2019「人間失格」製作委員会
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