エル・クラシコが再延期の可能性…バルサ会長は決行を支持

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18日に延期されたラ・リーガ第10節のバルセロナvsレアル・マドリーのエル・クラシコが、再び延期になる可能性があるようだ。イギリス『デイリー・メール』やスペイン『マルカ』が伝えた。

当初、10月26日にカンプ・ノウでの開催が予定されていたクラシコだが、カタルーニャ州独立運動に関する裁判の影響で、バルセロナでのデモ活動がヒートアップ。開催は安全面で困難と判断され、12月18日に延期となっていた。

エル・クラシコは世界中の人が注目する一戦のため、カタルーニャ独立を支持する人々にとって、アピールする格好の場。『デイリー・メール』によれば、1万8000人もの支持者がいる中で、エル・クラシコの4時間前にカンプ・ノウ周辺の4カ所へ集うように呼び掛けているという。

その多くの支持者がチケットを持っている模様で、スタジアムで混乱を招く可能性がある模様。さらに、カタルーニャ独立派の人々は、「特別な状況で、特別な行動をする必要がある」と、カタルーニャ政府にデモ活動を行うことを仄めかしたようだ。

一方で『マルカ』によれば、カタルーニャ警察はデモ活動に対する警備員の人数が揃っていないため、試合を開催することに否定的。それでも、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、この一連の騒動についてこうコメントしている。

「心配していない。どんな平和的行動でもフットボールの試合を両立できると思う」

「スタジアム内の管理はクラブの責任だ。ファンは自分自身が望んでいることを自由に表現できる。規制する必要はない」

「市民が平和な方法をとる限り、いかなる象徴性を示すことができるし、彼らを侮辱することはできない。クラシコは延期されるべきではない。その理由がないからだ」

いよいよ伝統の一戦クラシコ「バルセロナvsレアル・マドリード」!
12/18(水)深夜3:30〜WOWOWにて現地より生中継!
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