バイエルン会長、独代表GK論争で異例の警告 「これ以上代表チームに選手を送らない」
GKノイアーが代表正GKから転落した場合… バイエルン会長が見解
ブンデスリーガ王者バイエルン・ミュンヘンのウリ・ヘーネス会長が、同クラブの守護神であるGKマヌエル・ノイアーがドイツ代表で正GKの座から転落した場合、代表チームには1人も選手を送らないと明言している。
英紙「デイリー・ミラー」が伝えた。
ドイツ代表では不動の守護神にノイアーが君臨。しかし、バルセロナのGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが代表での出場機会が少ないことに苛立ちを募らせており、「答えを見つけるための時間だと思っている」と前向きな姿勢を示しているものの、「自分のベストを出しているのに、自分の望むところにいることができていない」と、ドイツメディア「T-Online」に語っていた。
またテア・シュテーゲンは、チームのキャプテンでもあるノイアーを正GKから落とすようヨアヒム・レーブ監督に圧力をかけるような言動を行ったともされ、両キーパーはここ最近に口論していたと伝えられている。
これを受けて、ヘーネス会長はレーブ監督に対し、もしノイアーを正GKから落選させれば代表チームに重大な影響を与えると警鐘を鳴らした。同会長はドイツ紙「ビルト」のインタビューで、「我々は、ここ(GK)に変更があることを断固として受け入れない。そうしなければ、我々はこれ以上代表チームに選手を送らないだろう」とコメントしている。
バイエルン会長はテア・シュテーゲンを非難 「あそこでプレーする資格はない」
ノイアーはこれまで世界最高のゴールキーパーの1人とみなされてきたが、重い怪我を負った後のここ数年は存在感が低下。そんななかで27歳のテア・シュテーゲンはFIFA最優秀GK賞の1人にノミネートされるなど評価を高めていて、同選手は自分こそがドイツの“ナンバーワン”であると感じていることを明言していた。
ヘーネス会長は、「あそこでプレーする資格はない」とテア・シュテーゲンを非難。「ミスター・テア・シュテーゲンを窮地に追い詰め、そのようにはいかないとはっきり教えてやれ」と厳しい言葉を浴びせた。
レーブ監督は2020年欧州選手権へ向けて準備を進めており、現在33歳のノイアーは正GKの座から転落するのではとの憶測もあるが、チームの要としてバイエルンのスター選手らの起用を構想に入れている同監督は、ヘーネス会長の“警告”を受けてテア・シュテーゲンの昇格を今一度考え直すことになるかもしれない。
レーブ監督と会話をしたかと質問されたヘーネス会長は、「彼はすでに、我々の言ったことをしっかりと聞いていただろうね」と回答している。ドイツ代表の正GK争いに注目が集まりそうだ。(Football ZONE web編集部)
