マンU指揮官は“勝てない”監督なのか 英紙が提示する2つのデータ
![スールシャールは本当にマンUを立て直せるのだろうか photo/Getty Images](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/c/e/ceeea_1638_5aab57be_e0da7be7-m.jpg)
いったい、あの頃の勢いはどこへ行ってしまったのか。昨季チャンピオンズ決勝トーナメント1回戦で、パリ・サンジェルマン相手に奇跡の逆転勝利を収めたマンチェスターユナイテッド。オーレ・グンナー・スールシャール監督が就任した当初、たしかに彼らは勢いがあった。あの頃、リーグ戦でも破竹の勢いで勝ちを重ねていたマンUの復活を多くの人が信じていたことだろう。
しかしあのPSG戦以降、マンUはたったの3度しか勝利していない。強豪との試合も多かったが、格下と目されていたクラブにも次々と敗戦。今季もその流れを断ち切ることはできておらず、1勝1敗1分という決して好調とは言えないスタートを強いられている。
32試合終了時点での獲得勝ち点も56ポイントと芳しくない。これについては、モウリーニョ氏(69ポイント)やファン・ハール氏(60ポイント)だけでなく、在任時に多くの批判を浴びたデイビッド・モイーズ氏(60ポイント)にも劣る数字となっている。
ネガティブなデータが明らかとなったスールシャール監督だが、はたして彼はここから名門を再建できるのか。発言の節々から長期的な視野を持っていることはうかがえるが、あまり悠長に構えてもいられないだろう。
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