SFで先発出場した八村塁【写真:荒川祐史】

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19得点、9リバウンドは両軍最多、相手指揮官も「非常に素晴らしい選手」と絶賛

 バスケットボール世界ランク48位の男子日本代表は14日、同38位のニュージーランド代表との強化試合(カルッツ川崎)を行い、米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁がSFで先発出場。八村が両軍最多の19得点、9リバウンドを記録したが、試合は87-104で敗れた。相手のポール・ヘナーレヘッドコーチ(HC)は八村を絶賛。「特別なアスリートだ」「フィジカルも強い」と賛辞を連発した。

 敗れたものの、やはり存在感は格別だった。19得点、9リバウンドは共に両チーム最多。攻守に強さを見せつけ、渡邊雄太、ファジーカス・ニックという日本が誇る両者とのプレーの中でも、光るものを見せた。

 そのプレーぶりをニュージーランドの指揮官も手放しで称えている。

「ハチムラには特別な才能があり、特別なアスリートだ。彼は素晴らしい働きをしている。我々は彼に注意を払わなければいけない。彼は他の選手にチャンスを与えている」とし、さらに続けて「彼は非常に素晴らしい選手。フィジカルも強い」と拍手を送っていた。(THE ANSWER編集部)