バルセロナに加わった安部 photo/Getty Images

写真拡大

今夏の移籍市場で大きな話題を呼んだ取引と言えば、アヤックスDFマタイス・デ・リフトのユヴェントス移籍、ベンフィカFWジョアン・フェリックスのアトレティコ・マドリード移籍、アトレティコ・マドリードFWアントワーヌ・グリーズマンのバルセロナ移籍、チェルシーFWエデン・アザールのレアル・マドリード移籍といったところだろう。これらの移籍では多額の移籍金が動いており、世界的なインパクトがある移籍だ。

UAE『The National』はここまでの「今夏ベストな移籍」と題した特集を組んでおり、当然この4人の名前も入っている。他にもリヨンからレアル・マドリードへ移籍したDFフェルランド・メンディ、アトレティコ・マドリードからマンチェスター・シティに移籍したMFロドリ、アーセナルからフリーでユヴェントスへ向かったMFアーロン・ラムジー、同じくフリーでユヴェントスに加わったMFアドリエン・ラビオ、リヨンからトッテナムへ向かったMFタンギー・エンドンベレなどワールドクラスの選手たちの移籍が取り上げられている。彼らは今夏の市場の主役たちだ。

そんな中、同メディアは鹿島アントラーズからバルセロナへ向かった日本代表MF安部裕葵、FC東京からレアル・マドリードへ向かった日本代表MF久保建英の2人もこの特集に含めている。特徴的なのは、2人ともいきなりトップチームでプレイするわけではないのに取り上げられているところだろう。

久保はレアル・マドリード・カスティージャからのスタートになり、安部もまずは下のカテゴリーで技を磨く予定となっている。同じアジアのプレイヤーということも関係しているだろうが、安部と久保を注目選手に挙げているのは興味深い。2人のリーガ2強へのチャレンジはアジア全体が注目しているということなのだろう。

果たして2人は期待に応えられるのか。すでに久保はプレシーズンで抜群のインパクトを残しており、トップチーム定着も夢ではなくなってきている。

●最新情報をtwitterで見よう!

twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/