インドで、列車の乗客に飲み水を売る行商人(2014年5月7日撮影、資料写真)。(c)Chandan KHANNA / AFP

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【AFP=時事】2週間にわたって熱波に見舞われているインド北部で、列車で移動していた乗客4人が「耐え難い」暑さで死亡した。当局と乗客らが11日、明らかにした。

 4人は10日、観光名所のタージマハル(Taj Mahal)があるアグラ(Agra)から同国南部コインバトール(Coimbatore)へ移動する際に死亡した。

 インド鉄道(Indian Railways)の広報担当者はAFPに対し、「暑さが原因だとみられる」「本当に不運だ」とコメント。

 列車が北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州ジャンシ(Jhansi)に近づいた頃、「乗車していた職員から、乗客の一人が意識不明になっているとの連絡があった」とし、「医療スタッフが駅に駆け付けたが、乗客3人がすでに死亡していた」と説明した。

 その後、もう1人の乗客が搬送先の病院で死亡したという。

 ジャンシではここ最近、気温が連日45度前後に達している。

 先の広報担当者によると、列車に技術上の問題はなかったものの、乗客が亡くなった車両にはエアコンが付いていなかったという。

 アグラで乗車した乗客の一人は、車内は息苦しいほどに暑かったと証言。テレビ局の取材に対し、「アグラを出発して間もなく、暑さは耐えられないものとなり、呼吸困難や不快さを訴え始める人も出てきた」「助けが来る前に、彼らは倒れてしまった」と語った。

 このテレビ局によると、亡くなった乗客の一人は81歳だったという。

【翻訳編集】AFPBB News