映画『キングダム』完成披露舞台挨拶が27日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、キャストの山粼賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、満島真之介、郄嶋政宏、要潤、大沢たかお、監督の佐藤信介、原作者の原秦久が登壇した。

時は紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政（後の秦の始皇帝）を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」（原秦久／集英社）。主人公の信（しん）役に山粼賢人を迎え、嬴政（えいせい）役に吉沢亮、楊端和（ようたんわ）役に長澤まさみ、河了貂（かりょうてん）役に橋本環奈、将軍・王騎（おうき）役に大沢たかおらが集結。監督を『いぬやしき』『BLEACH』などで知られる佐藤信介が務める。

中国本土にて大規模ロケを敢行し、キャスト・監督・原作者・スタッフの熱量がこもった超大作を引っさげ登場したキャスト陣。映画の注目ポイントを聞かれた山粼は「全シーンに全精力をかけて挑ませてもらったのでどこも見どころになっています。原先生が描いてくれた映画オリジナルのセリフもあります」とコメント。

吉沢は「全てシーンが本当に素敵で。何も考えずに観てほしい。役者の皆さんの“目力”に注目してほしいです。ものすごいアツいものが伝わってくると思います。セリフのないシーンでも、内に燃える炎が見えてくる」と真摯に語る。

長澤も「ファンがとても多い原作。それぞれのキャラクターの登場シーンに注目して観てほしい。『私はこのキャラクターが好きだ』と、色々な想いがあるかと思います。『待ってました！』と思っていただけるようなシーンが見どころだと思います」と明かした。

河了貂（かりょうてん）役を演じる橋本は「ビジュアルの再現度、セットを含め本当にこだわっています。原作が好きな方々が集まって作っているし、愛情もこもってる。だからこそ、映画『キングダム』の世界観を楽しんでほしいです！」と笑顔を浮かべた。

一方で満島は、本作の見どころを聞かれると「本当にみんなが美しいんです！こんなに美しい人たちと一緒に居られて幸せでした！」と興奮しきりに話し、「今日こうしてふにゃふにゃで立っていますが、賢人くんのアクションが本当にカッコいい！顔も美しいし…顔の美しさといったら吉沢亮じゃないですか（笑）王たる美しさ！なんだこれ！お母さんに会ってみたいよ！」と熱弁をふるう。さらに、「まさみさん＆環奈ちゃん、もう本当に美しい！なんだろう…目の保養！」とファン目線で熱く語り、会場を沸かせた。

原作者の原は「13年前に始まった『キングダム』。こうして超大作の映画になり、夢の中にいるようです。脚本にも加わることができ、自信をもって送り出せる映画になりました。大感動・大興奮する映画になっています」と自信をのぞかせた。

映画『キングダム』は4月19日（金）より全国東宝系にて公開

(C)原泰久／集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

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